池田家の本棚 -27ページ目

今年のハマりもの②青年誌(?)

今年新しくハマったもの



著者: ひぐち アサ
タイトル: おおきく振りかぶって (1)

「オレがお前をホントのエースにしてやる」

にヤラレタ!
周りにすすめまくったマンガ。
紹介するときは
「読んでるほうが照れるマンガがあるから読んでみて!」
と言っていた。

あ、3巻予約しなくちゃ。





著者: あさの あつこ
タイトル: バッテリー

Amazonでおお振りを買ったら「おすすめ商品」にあがったきた小説。「児童文学」ということで手を出さなかったけど、1500円を超えると送料無料なので買った。この商売上手~! 

読んだあと、
「なんでこれが児童文学なんだよ・・・」
と言っていた。
もっと早く読んでればよかった~!!

「Asuka」で漫画化されてます。描いているのは柚庭千景という人。まだ見てないので、どんな絵なのか不明。気になる~。




著者: 木尾 士目
タイトル: げんしけん (1)

おお振りとおなじアフタヌーンから。
1巻がどこの本屋にもなくて、あちこち漂流した。

1度目はさらっと読んでみて「ふ~ん」と思っただけだったけど、だんだん声優の話とか、ゲームの名前とかの元ネタがわかってきて面白くなった。
「そうそう! わかる!」とか同意してる自分がいたり・・・。

大野さんの
「ホモが嫌いな女子なんていません!」
は今年の名(迷?)セリフNo.1だと思います。

あとはモーニングから2つ。



著者: 山崎 さやか
タイトル: はるか17 (1)

芸能界もの?
就職難でタレント事務所にやっと就職した22歳の冴えない女子大生・宮前 遥が、17歳のアイドル・はるかとしてデビューする、というもの。

ありきたりな変身ものか、シンデレラ・ストーリーかと思っていたら、これが面白い!
描かれているエピソードを全部鵜呑みにするわけではないけど、ちょっとテレビを見る見方が変わった・・・。



著者: オキモト シュウ, 亜樹 直
タイトル: サイコドクター楷恭介 (1) モーニングKC

ドラマ化されてたらしいので、ご存知の人は多いかも。
心理カウンセラーの楷恭介が、心にトラブルを抱えた患者を治療していく過程を通して、現代社会の問題を描いている。

犀川刑事が好みだったのでハマった。物語自体はあっと驚くような展開もなく、スムーズに進む。
ところどころ「今後の伏線か?」と思うような台詞がいろいろあったのだけど、何のことはない、前作のことだった。



著者: 亜樹 直, 的場 健
タイトル: サイコドクター (1) モーニングKC

その前作を読んでみたら、
こっちの方が断然おもしろい!
次の展開が読めなくてドキドキしました。

ということで、ホントにハマったのはこっち→でした。

今年のハマりもの①ハガレン

今年を振り返ってみて、こんなに一つのマンガにハマった年はなかったんじゃないか、と思う。


毎月12日前後にはガンガンを買いにコンビニへ走った。1ヶ月がほんとに長かった。

著者: 荒川 弘
タイトル: 鋼の錬金術師 (9)





アニメを毎週録画して、DVDも買った。

タイトル: 鋼の錬金術師 vol.1







アニメのOP/ED集も買った。

タイトル: 鋼の錬金術師 COMPLETE (CCCD)





ゲームもやった。

タイトル: 鋼の錬金術師 翔べない天使







カレンダーも・・・。

著者: 荒川 弘
タイトル: コミックスペシャルカレンダー2005「鋼の錬金術師」

荒川先生、
来年もついていきます!

されど君は微笑む / 北方謙三



著者: 北方 謙三
タイトル: されど君は微笑む

 ハードボイルドです。
 「約束の街」シリーズの6冊目。

 久納一族が支配する街、S市。一組の男女がやってきたことから、物語は始まる。
 久納兄弟間の確執。それにからむ後継者問題。
 男が戦うべきとき。そして男を、男にする女。
 北方謙三らしさ全開です。

 生きていることに、どれほどの意味がある。ぼんやりと、そんなことを考えた。このまま眠るように死ねるなら、それはそれでいいではないか。
 しかし、何かが動いている。躰の底で動いているのか。それとも、心の底で動いているのか。
 立っていた。


 でもこのシリーズや作風になれていないとつまらないかも。
 北方ハードボイルドのもう一つの代表的な「ブラッディ・ドール」シリーズから川中坂井が出張ってきているので、なおさら。
 ちょっとした仕草の描写で、川中だ! とか坂井だ~とかすぐにわかる。やっぱり、イイ。本来の「約束の街」のメンバーが霞んでしまうほど・・・。
 これはもう、「ブラッディ・ドール」外伝みたいなもんかもしれない。
 本音を言うと、坂井だけでおなか一杯です

 水村が煙草をくわえ、坂井がジッポで火をつけた。儀式のようにさえ、それは見えた。

 身 悶 え し ま す 。
 水村が「ブラッディ・ドール」のあの人の弟だから、なおさら。

 ちょびが北方ハードボイルドで一番好きなのは、「ブラッディ・ドール」シリーズの2作目、「碑銘」。1作目の「さらば、荒野」を読まなくても1冊で面白いですヨ♪ 
 入門編としてぜひどうぞ(笑)

ドラゴンヘッド / 望月 峯太郎



著者: 望月 峯太郎
タイトル: ドラゴンヘッド 全10巻

映画化されているときに物語の設定に興味を持ったものの、映画自体には興味をもてなかったので結局原作も未読のままだったマンガ。

 修学旅行帰りのテルたちを乗せた新幹線は、突然の大地震によってトンネルの中に閉じ込められてしまう。生存者は3人。
 助けは来ないのか? ここから脱出する方法は? トンネルに入る前に見た、あの巨大な火柱はいったい?
 そして、生存者の一人、ノブオはだんだん狂気に取り付かれていく・・・。

 評価は分かれると思います。ちょびの中でも賛と否が入り混じっています。
 どうして主人公たちは安全かもしれない西日本へいったん避難して情報集めたりしないで、そんなにかたくなに東京へ急ぐのか、とか。実際にこんなことが起きても、日本人ならこんな行動を取らないだろう、とか。
 醒めた目で考えるとそういうことになるんでしょう。

 でも、このマンガは「もし、日本が壊滅状態になったらどうなるか/どうするか」というマンガではないと思う。読者に求められている視点は「自分だったらどうするか」というのではない。
 不安、恐怖、狂気、そして絶望。
 このマンガは、怒涛の展開とストレートな感情を描写することで、読者を主人公の感情とシンクロさせ、最近では滅多に感じることのないそれらの感情を読者に感じさせることが目的である気がした。

 なんか堅苦しい説明で申し訳ないです。ただ、言いたいことは、
 絶望を感じてください。
 ということです。慣れたら結構快感です(爆)。

 でも、最後では希望も描かれます。

「止めたいんだッ!! 僕に何ができるかわからないけど・・・・」
(中略)
「・・・・・・アイツら、ただ怖がってるだけだッ!!」


 絶望の中、多くの人間が利己的な行動に走るなかで、テルのこの言葉に「おおっ」と思いました。

 あ、登場人物の中では仁村がダイスキです。異常だけどまだ客観的な視点を持つ仁村になんだかんだ言いつつ結構救われます。あと、アコちゃんの生足がいいです。 



 著者: 楳図 かずお
 タイトル: 漂流教室

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 「ドラゴンヘッド」を読みながら
 思い出していた作品。
 名作です。

今日買った本

古本市場からお年玉と称して500円割引券が届いていたので晩御飯を買いに出たついでに寄ってみた。

映画化されたときから気になっていたドラゴンヘッドを(7)まで立ち読みした時点でタイムアップ。面白かったので購入。

小説
 幽霊刑事 / 有栖川 有栖 / 講談社文庫
 幕末遊撃隊 / 池波 正太郎 / 集英社文庫
マンガ
 ドラゴンヘッド(1)~(10) / 望月 峯太郎 / ヤンマガKCスペシャル
 トッキュー!(1)~(4) / 小森陽一&久保ミツロウ / マガジンKC

レジのおねーさんに急かされるように買い取りレジで清算、退店。
割引券使うの忘れた・・・orz。

バッテリー(3) / あさのあつこ

著者: あさの あつこ
タイトル: バッテリー 3

 今いちばんハマっている小説の最新刊。実際に単行本として発売されたのは2000年の4月で、もうすぐ6巻が出て完結してしまうんだけど、どうやら文庫化に当たって加筆・修正されているようなので頑張って文庫化されるまで我慢しています。

 名シーンが多すぎる。筋をかいつまんで言えば、
 2巻で三年部員が起こした事件のせいで活動停止処分になった主人公・原田 巧の所属する新田中学校野球部。その活動停止処分明け、巧たち1年生チームはレギュラーチームと練習試合をすることになった。
 また、野球部監督・戸村は、強豪・横手二中と互角の試合をすることで校長の野球部に対する不信感をぬぐおうとする。
 たったこれだけのこと。なのに、それだけじゃない。

 叫ばせてください。巧が好きだー!!

「ごまかすなよ。理念なんかどうでもいい。あんたの気持ちはどうなんだよ。
 本音を言えよ、先生。おれの球をつかって、試合をやりたいと思ったんだろう」


 この言葉が巧をよく表していると思う。
 傲慢なほどの自分に対する絶対の自信。それゆえの他人への無関心。

 かつて(1巻の頭で)巧の心を占めていたのは、野球のことだけだった。

 でも、この巻で語られる巧は、ちょっと違う。
 野球のできない苛立ち、野球のできる喜び。
 これまでのように、他人の干渉をわずらわしいと思うと同時に、永倉 豪(キャッチャー。巧の女房役)がなにを考え、何を欲して、何を言おうとしているのか知りたいと思いはじめる。弟・青波が心身ともに逞しくなっていくのにも驚く。
 ぐるぐる考えながら、苛立ちながら、少しずつ巧も成長している。

 もう一つ、豪の、巧についての人物評を。

「おまえってなあ」
(中略)
「やたらまわりの者を感動させるか挑戦的にするか、なんだよなあ。自覚しとる?」


 そして豪もこの巻で巧に挑戦的にさせられてしまうのだった・・・(笑)。

 ああ、バッテリー大好きだー!!

NHK人形劇・三国志フィギュア

三国志フィギュアコレクション第壱集

東急ハンズでつい買っちゃいました

NHK人形劇・三国志の放送期間は1982年10月2日~1984年3月24日だったそうで。
ちょびは、リアルタイムでは見たことありません。
何年か前に、ダイジェスト版が放送されていたのをたまたま見て、
惚れました

食玩はいつも2コずつ買います。2コだったら滅多にかぶりませんからね。
で、彩色された関羽諸葛亮でした
諸葛亮の人形がいちばん好きだったのでうれしいです。
武官の鎧の細かくて鮮やかな細工もスゴイ!と思うんですが、
諸葛亮の文官スタイルはなんかこう、気品というかがあるな~と思います。
人形でこんなことを表現できるなんて、スゴイ。

人形を作られた川本喜八郎さんのホームページ↓ ステキです。
http://www.kihachiro.com/

楽天ではまとめて売ってるようです
ちょびはバラで買う派ですが。だんだんそろうのが楽しいので。
三国志フィギュアコレクション第壱集(全10種+専用ベース)
第壱集は、劉備関羽張飛趙雲諸葛亮 の5人。
彩色済のと、無彩色の象牙色のとがあります。

第壱集はあともう2コ買うぐらいかな。
かぶるのが悲しいのでなかなか沢山買う勇気が出ません。
第弐集も楽しみです

今日買った本

楽天ブックス(到着分)
小説
 バッテリー(3) / あさの あつこ / 角川文庫
 ささら さや / 加納 朋子 / 幻冬舎文庫
 されど君は微笑む 約束の街(6) / 北方 謙三 / 角川文庫

ブックオフ
小説
 ななつのこ / 加納 朋子 / 創元推理文庫
 魔法飛行 / 加納 朋子 / 創元推理文庫
 いちばん初めにあった海 / 加納 朋子 / 角川文庫
 沙羅は和子の名を呼ぶ / 加納 朋子 / 集英社文庫
 螺旋階段のアリス / 加納 朋子 / 文春文庫
 三国演義 第一~六巻 / 安能 務 / 講談社文庫
マンガ
 世紀末プライムミニスター(1)~(4) / 影木 栄貴 / ウィングスコミックス
 ゴッドチャイルド(1)~(8) / 由貴 香織里 / 花とゆめコミックス
 ルードヴィッヒ革命 / 由貴 香織里 / 花とゆめコミックス
 BUD BOY(15)・(16) / 市東 亮子 / プリンセスコミックス

小説は加納朋子を大量に。マンガは大昔のかつてハマってた作家のを。
今年の年越しは加納朋子&三国演義で。
新しく面白そうなマンガを開拓したいな~。

新選組!総集編

3部に分けて総集編を放送。

第1部 ~11話 江戸を発つまで(1863年2月)
第2部 ~25話 鴨の暗殺まで(1863年9月)
第3部 ~49話 近藤の処刑まで(1868年4月)

第2部が半年ちょっとで第3部が5年間ぐらいって、えらい偏ってるな
第2部の長州関連と最後の2話分ぐらいは面白かった。総集編を見たら「見とけばよかった~」とちょっと思ったけど、実際毎週かかさず見てたらイマイチやったやろう気も。

土方がイイ!という話を何回か聞いてたけど、山南さんもよかった。細すぎるきもしたけど。
あとは、御陵衛士の扱いが・・・。伊藤は2,3シーンしか出てなかったけど、アレでいいのか? その後急に平助が死ぬからびっくりしたよ・・・。

長州ファンとしては、久坂が第2部の頭にちょびっと出てきただけなのでなんとも。池田屋の栄太とか禁門の久坂、九一、寺忠あたりがことごとくカットされてたし。しゃあないんやろけどね。でもなんで「征夷大将軍!」を使っといて晋作が出ないんだよ・・・。

あ、30日に「友の死(山南切腹の回)」の再放送をやるらしい。

ちょび:インドネシア地震の続報

さっきNHKで続報&映像を見ました。
インドネシアだけでなく、タイやインドでも被害があったみたいですね。

ちょびの所属している研究室にはタイの人もいるんです。
タイの方は日本語ペラペラだからもうニュースなんかで情報は得ているでしょうが、インドネシアの人は日本語が全く駄目なので、もしかしたら地震のことを知らないか中途半端にしかわかってないかも。

その人のために報道を訳してあげるとか、できるだけのことをしたいと思います。