病名と、これまでの経緯 | 池田家の本棚

病名と、これまでの経緯

今日は外来で主治医のS先生(整形外科)に会ってきました。
正式な病名の告知のためかな。ほんとはもう電話で聞いてたんだけど(笑)

そういえば、整形外科の病気って診断が難しいらしく、ちょびも病名がわかるまで色々なことを言われたもんです。

1.8月、お腹が変だったので、まず近くの総合病院の内科に行く。
2.産婦人科にまわされる。「卵巣の腫瘍かなあ」と言われる。
3.9月、産婦人科の先生の執刀で開腹手術(13cmくらい)。
  腫瘍が内臓ではなく骨盤(仙骨)に出来ていたので、何もせず閉じる(準備不足なので)。
4.県内のがんセンターに転院。「軟骨肉腫ぽいです」と言われる。
5.3週間自分の血(800cc)を貯血してから、10月に開腹手術(20cmくらい)。
  (10時間弱かけて、腫瘍をきれいに取ってもらった 出血も自己血で足りるくらいで済んだ。)
6.手術から2週間で退院。このとき病理診断(細胞の染色とか)結果はまだ。
7.手術から3週間。外来に行くも、診断結果はまだ。
  でも分裂がゆっくりなので悪性のものではないかもとのお話。「神経鞘腫とかかなあ」。
8.4週目。S先生から電話があり、「明細胞肉腫らしいです。化学療法やりましょう」とのこと。
9.そして5週目の今日、「明細胞肉腫」の「術後化学療法」について聞いてきた、というわけです。

でも遺伝子診断の結果が出るまでは確定にならないみたいなので、今のとこ「明細胞肉腫(仮)なんだけど。

ちょびは4.の時点で「肉腫」=「悪性腫瘍」=「広義のがん」ということを知ったんですけど、「自分ががんかもしれない」ことに関して、そのときは特に何も感じなかったんですよね。
「軟骨肉腫は化学療法も放射線も効かないので両方やらない」から手術だけで、実感わかなかったというか。「あ、生命保険のがん特約がおりるな」と思ったぐらい(笑)。

でも8.で「化学療法って、抗がん剤やるってことですか?」って聞いたときはちょっと声が震えました。
今のところ転移は見つかっていないので変に怖がる必要はないんですが、やっぱちょっと緊張してるみたいです。